Columns|コラム【なぜMBAシェアハウス®を始めたのか】全8回

第4回 朧げに見えてきた自分のやりたいこと

前回は”ビジネススクールとの出会い”についてお話ししました。

今回はそこから見えてきた”自分のやりたいこと”についてお話しします。


学生生活に慣れてきた2014年の9月。

スクールの学長からの学生向けメールにこんな記載を見つけたのです。

“2020東京五輪招致成功を祈願する会”

なんでもオリンピック招致が東京に決まるように応援しよう、

という企画らしいです。学生用に10人ほど枠がある、と。

こういう企画はすぐに定員がいっぱいになるだろう、

と駄目元で申し込んでみたら当選してしまい、

一緒に申し込んだ友人と行くことに。

朝5時の発表なので、夜中3時に都内の有名レストランに集合。

いろいろ飲み食いしながら発表をまち、

その後テレビで数えきれないくらい見たあの「とーきょー」という議長のアナウンスとともに

会場は割れんばかりの雄叫びがあがりました。


前夜の飲み会帰りと思しき人たちが力なく歩いている光景がよく見られる日曜の朝、

多少の興奮を残しながら帰路をとぼとぼと歩いていた時、

ふと外国人が大勢やってくるイメージが浮かんできました。

外国人がたくさん来たら、英語で話す機会が増えるんだろうなぁ。

そういえば俺は英語苦手だったなぁ。

アメリカ赴任してちょっとは使えるようになったけど、

もっと早くから親しむことができてたらなぁ。

せめて近くに外国人の友達がいたら・・・


ん!


外国人と一緒に住めるような家の賃貸ってどうだろう。

退職してから初めて「やってみようかな」と思えるイメージがでてきました。

帰宅してから早速ネットで調べてみました。

すると「シェアハウス」というものが世の中にあるらしい、

ということを初めて知ったのです。


シェアハウスという概念との出会いです。

賃貸というビジネス形態は以前から関心を持っていました。

自分の時間に自由度が持てると思ってたからです。

加えてアメリカに赴任していたので、海外の人と接する楽しさもわかります。

“外国人と一緒に住むシェアハウス”っていいかも。

調べてみると、シェアハウスにもいろいろあるらしいことがわかってきました。

ドラマを見ない私は「テラスハウス」というドラマがあったことを

この時知ることになります。(笑)


なんとなく自分のやりたいことの方向が

ぼんやりと光ってきた気がしました。

退職を決めてからおよそ1年です。



次回はここからどういう行動に出たのかについてお話しします。



「第3回 ビジネススクールとの出会い」

「第5回 考えるより動いてみる(1)」

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